映画「先生!、、、好きになってもいいですか?」の原作とネタバレ!

先生と生徒の切ない純愛を描き、累計発行部数570万部を突破した川原和音による伝説の少女コミックがついに映画化されることが決定しました!

人を好きになることに真摯に向き合った原作は、純文学の香りさえ感じさせる名作となっています。

そんな話題の映画について、原作の内容とネタバレを交えて紹介します!!!

先生 映画の原作は?


『先生!』(せんせい)は、河原和音による漫画作品です。集英社の『別冊マーガレット』で1996年から2003年まで連載されていました。

単行本は集英社の「マーガレットコミックス」から全20巻。文庫コミックも同社から全11巻が刊行されています。

高校生・島田響と同じ学校の教師・伊藤貢作との恋愛を、受験・親友・ライバルの出現と絡めて描いている作品になっています。

原作者の河原和音(かわはら かずね)は「彼のいちばん好きな人」で漫画家デビュー。

これまでに発表している「青空エール」や「俺物語!!」などはすべて映画化されるほどのだ人気作家。少女漫画家の中でも、キャラクターの独特の心理描写と大胆な物語構成がその人気だと言います。

素敵なキスシーンは映画ではどのように描かれるのか、原作を読んだ方は気になっているはずです!

映画は薬2時間なので…その中で全てのストーリーを詰め込むことは難しいと思われます。原作にはあるけれど、映画ではカットされるシーンがあったり、内容の展開が早かったりとそのような原作と映画の違いはありそうですよね。

先生 漫画のネタバレ、河原和音さんの作品


河原和音漫画作品「先生!」は、集英社「別冊マーガレット」にて、1996年~2003年に連載されました。コミックスは全20巻。恋をした経験のない高校2年生の島田響が主人公です。

響は、親友の千草恵に頼まれたラブレターを、間違えて世界史教師の伊藤貢作の下駄箱に入れてしまいます。それがきっかけで話をするうちに、女嫌いで結構クールな伊藤に惹かれ、告白する響でしたが、あっさりフラれてしまいました。

実は、過去に、恋人から手ひどくフラれた経験があり、恋愛に踏み出せずにいた伊藤。しかし、まっすぐに思いをぶつけてくる響に心を動かされ、ついにはその告白を受け入れます。

まさに学園恋愛ものの「王道」に相応しく、「先生!」には、響に好意を寄せる同世代ライバルの出現や、初キス、お泊りなどのエピソードも登場。響の親友たちの恋愛模様も交えながら、ゆっくりと思いが育まれていきます。

響は高校生ですから、いずれは学校を卒業していきます。教師と生徒の恋愛ものには、卒業式で結婚の約束をするという王道展開があり、卒業時点で完結する作品がほとんどです。

「先生!」の場合は、卒業式の前、響が大学受験に臨むタイミングで、さらりとプロポーズがされています。世界史以外の成績が軒並み落ちてしまった響は、志望校数校の受験に失敗。

焦る響に、伊藤がかけた言葉が「おまえと結婚してもかまわないよ」。恋愛には積極的ではなかった伊藤のこの一言に、響以上に読者に衝撃が走りました。

しかし響は、伊藤に甘えることなく勉強を続け、無事志望校に合格。2人きりの教室で、「卒業祝い」の指輪が、響の薬指に光るのでした。

「先生!」は、結婚式という形ではなく、先生と生徒という関係から、対等な関係への変化を象徴する感動な最終回となりました。

河原和音は、1972年3月11日生まれ、北海道滝川市の出身です。1991年に「彼のいちばん好きな人」でデビュー。以降、「別冊マーガレット」を中心に作品を発表し、看板作家の1人となりました。

「先生!」は、2017年公開で、実写映画化されることが決定しましたが、これに限らず、河原和音作品の実写映画化が続いています。

2011年に、溝端淳平と大野いと主演で実写化されたのが、スポーツ少女が、高校の先輩にモテ指南をお願いする青春ラブコメ「高校デビュー」。2015年には、河原和音原作、アルコが作画を務める「俺物語!!」が実写映画化。

ごっつい顔と体格で、常人離れした身体能力と行動力、仁義と正義感と慈愛の心を持った高校生、剛田猛男を鈴木亮平が熱演し、話題となりました。

2016年には、「青空エール」が実写映画化。吹奏楽と野球に打ち込む高校生を、土屋太鳳や竹内涼馬が好演し、爽やかな青春物語を届けてくれています。

河原和音作品は長期連載になるケースが多く、コミックスの既刊も多めです。それは、それだけ長い時間、河原和音が読者を魅了し続けた証でもあります。実写映画化が続いているのもまた、河原和音人気の証といえますね。

先生 漫画のネタバレ 最終回は?


響が恋をしたのは学校の先生、伊藤は響の告白を断ってしまいます。先生なんだから当たり前?当然の判断ですよね。

でも、伊藤は元カノに裏切られて傷ついていた過去があったのでその影響もあったようです。しかしまっすぐにぶつかってくる響。

そんな響に心を動かされた伊藤は告白を受け入れてしまうのです!無事に恋人関係になりました。

ですが、ここは生徒と教師、ライバルの出現、伊藤は何度も別れ話を切り出し「同世代の男と付き合え」と諭しますが、響はそのたびに「先生がいい」と伊藤への想いを貫きます。

ピンチが訪れても、そのたびに仲直りする2人。仲直り後には2人きりのお泊りやキスなどもあり、2人の関係はさらに深まっていきます。

伊藤先生と付き合うようになってから、響の成績は(伊藤の教科である世界史以外)どんどん下がっていっていきました。

響は「このままではまずい!」と一生懸命に勉強しますが、いくつかの志望校に落ちてしまいます。散々な結果に落ち込む響に、伊藤先生がかけた言葉が…

『俺は別に、おまえと結婚してもかまわないよ』まさかのプロポーズ!

一見ぶっきらぼうに見えるセリフですが、これが実に伊藤先生らしくて胸キュン必至!そして、それに対する響の反応もえらい!伊藤先生のプロポーズに甘えることなく、さらに勉強に力を入れて大学合格を目指します。

そして…響はなんとか志望校の一つに合格!残すイベントは卒業式のみとなります。

ついに響の卒業式の日。伊藤先生と響は夜の教室で2人だけの卒業式を行います。伊藤先生は「卒業祝い」として響の薬指に指輪をプレゼント。

響は「結婚式みたい」と笑って、指輪を受け取ります。そしてついに物語の結末。響が高校生活を振り返るモノローグでラストシーンが飾られます。

『明日になれば、ここは私たちの場所ではなくなって誰かがまた新しい物語をつくっていく。だけど、ここで考えて、ここで迷って、ここで思ったことは私の中にずっと残って、この先に続く道を歩く力になります』

「生徒と先生」という関係が終わった後の2人が描かれたわけでも、本当の結婚式が挙げられた結末でもありません。

しかし、長いストーリーの果てにたどり着いたこの最後の場面は、とても感動的で印象的な結末でした。