猫の肝臓病の治療で平均寿命が延びます

猫の肝臓病の最先端医療の結果「3年後に猫の平均寿命は倍近くに延びます」と東京大学大学院医学系研究科の宮崎徹教授は言い切ったのです!

これはすごいですよね!!

猫の平均寿命は15歳前後と言われていますから倍に延びるって・・・30歳!?宮崎徹教授と研究内容についてご紹介いたします。

室内猫の死因第一位は肝臓病

肝臓は血液の老廃物をろ過して尿に排出する役割をしています。

猫はこの機能が低下しやすく、また深刻になるまで症状がなく、発見した時には、かなり進行していて、尿毒症で死に至る事が多いのです。

猫の肝臓病の原因

1.食生活

一般的な原因は、普段の食生活だと言われています。

2.ウィルス疾患・先天的な要因

3.毒物・薬物の摂取

宮崎教授の研究内容

宮崎教授は1999年に血液中にある
「AIM」というタンパク質は発見。

その後の研究でAIMが人間の腎不全の治療に重要な役割を果たす事を突き止めました。

動物の中でも猫が肝不全で死亡するケースが多いと聞いた宮崎教授は、猫の体内での「AIM」の機能に興味を持ったそうです。

人間やマウスは肝臓に障害が起きた時、血中の「AIM]という、たんぱく質が障害部位に集まって細胞の死骸を除去しようとしますが、
猫の肝臓はこの「AIM」が十分に機能していなくて、慢性肝臓病になりやすい事がわかりました。

実験で「ネコ型マウス(猫のAIMをつくるように遺伝子操作したマウス)」にAIMを接種したら肝機能が改善したのです。

宮崎 徹 教授
prof1

1986年 東京大学医学部医学科卒
1988-1992年 熊本大学発生医学研究センター博士課程修了
1992年 東京大学医学部付属病院第三内科医局員
1992-1995年 パスツール大学(フランス・ストラスブール)ポスドク研究員
1995-2000年 バーゼル免疫学研究所(スイス)主任研究員
2000-2002年 テキサス大学(米国・ダラス)助教授
2002-2006年 テキサス大学(米国・ダラス)准教授
2006年-現在 東京大学大学院医学系研究科

予防効果

5、6歳ごろから年1回定期的に接種すると予防効果もあるそうです。

肝臓は一度壊れると治らない病気ですが、この治療によって、寝たきりで延命するのとは違い、健康でいられる時間が延びるのは確実ではないでしょうか?

AIMの治療が実際に受けられるまでは、腎臓に余分な負担をかけないよう、食事のケアが腎臓病への予防につながると考えられます。

宮崎先生には本当に心から感謝です!

3年後が待ち遠しいですよね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。