ブラジルの音楽、パゴージやサンバなどで使う楽器
弦楽器
カバキーニョ:cavaquinho
Cavaco
見た目はウクレレ。クラシックギターを小さくした見た目
4本のスチール弦
ウクレレはポリプロピレン
バンジョーカバコ:Banjo Cavaco
バンジョー Cavaco
カバコの胴をバンジョーに改造したもの、ほんとのバンジョーは5弦
皮の打楽器
パンデイロ:Pandeiro
(8~14インチ)
タンバリンと違いヘッドの張りがチューニングができます。
見た目、形はタンバリンと同じ形状ですが、
2枚のジングル(プラチネイラ)の向き
普通のタンバリンは背中合わせで開いています。
パンデイロは内側を向かい合うように取り付けられています。
あまりシャラーンと響かない。
タンボリン:Tamborim
(Tamborim)(大きさは6インチ)
タンボリンとタンバリンは違い、見た目の違いはタンボリンはすごく小さい
ハイピッチに張ったプラスチック・ヘッドを先端が3~4本にわかれた専用のスティックで叩く
高音で、乾いた音が出る。
カイシャ:Caixa
要するにスネアドラムです。
ギター弦のような響き線の張ってある面をたたく楽器。
スネアドラムよりも太いスナッピーを張ります。
本数も少ないのが特徴です。
主にサンバで使用され、スネアドラムや小太鼓に相当します。
胴が浅いタイプ(約5~6cm位)をタロール
深いタイプ(約20Cm位)カイシャ・ジ・ゲーハとかマラカシェッタと言う
ヘピニキ:Repinique
(大きさは8~12インチ)
要するにフロアタムです。
片手でスティクでたたきもう一方の手で(ほぼ指)たたきます。
サンバのリズムにきっかけやアクセントなど合図的な役割を果たす楽器です。
演奏方法はスルドと似ており、太く短めのスティックと手で演奏します。
スルドよりも口径は小さく、ヘッドのピッチは高めに張ります。
スルド:Surdo
(大きさは14~29インチ)大きさによって呼び名が違う
要するにバスドラムです。
サンバに欠かす事のできない大太鼓。独特のリズムを作りだす
片手でマレットを持って、もう一方の反対の手は素手でヘッドをミュートしたり、叩いたりコントロールすることができます。
テンポを刻む楽器で、
プリメイラ第1(低音)、
セグンダ第2(高音)、
テルセイロ第3
で構成されます。テルセイロはリズムを刻む「コルチ」とも言う
ポルトガル語で“耳が聞こえない(Deaf)”という意味
擦る系の楽器
クイーカ:Cuica
動物の鳴き声のような音。ゴン太くんの声
ヘッドが貼られているため、一見ヘッドを叩いて使用するように思えるが、ヘッドの内側にある竹の棒を濡れた布巾でこすることで独特な音を出す楽器
反対側の手でヘッドの中心付近を指で強弱をつけて抑える
カーニバルでは8~10インチの大型の物を使います。
ヘコヘコ:Reco Reco
オリジナルは竹製ですが、メタルボディーの物にスプリングを付けたタイプが近年は多く使用されています。
形状はギロのようですが、演奏方法が異なります。
金属打楽器
アゴゴ:Agogo
スティクでたたいて音を出す。2つの音色があり、スティックでたたくほかに、上下で合わせて音を出す演奏方法もあります。リオのカーニバルでは4連なんてのも物もあります。
通常のカウベルよりも口径の小さいカウベルを2個つなげ、音程の異なるカウベルをコンビネーションで使うことにより、サンバなどのブラジルらしい陽気なリズムを作り出すことができます。
振る系の楽器
ショカーリョ:Chocalho
サンバのリズムをキープする楽器
プラチネラ、ジングルがたくさんついた楽器。
両手で持って前後上下に振ってガシャガシャガシャガシャと音を出します。
「ガンザ・プラチネラ」「シキシキ」とも言います。
ガンザ:Ganza
シェーカー
小石・砂や豆が入っている楽器で上下に振って音を出します。
最近カーニバルでは使わない。
吹く系の楽器
アピート:Apito
サンバホイッスル。カーニバルでは、サッカーの審判用のホイッスルを使ってます。