炭水化物

炭水化物

Cm(H2O)n   CmH2nOn 炭水化物って、どこがどう分解されて、人間の栄養になるのですか?

炭水化物(Cm(H₂O)n)は消化酵素によって分解され、エネルギーとして利用されます。

口・胃: 唾液中のアミラーゼがデンプンを分解開始。

小腸: 膵アミラーゼが二糖類(マルトース、スクロースなど)に分解。

小腸上皮: マルターゼやスクラーゼが**単糖(グルコース、フルクトースなど)**に分解し、吸収。

血流→細胞: 単糖は血流を通じて細胞へ運ばれ、エネルギー源として使われる。

Cm(H₂O)n は、体内で、どのような式に分解されますか?

炭水化物 Cm(H₂O)n は、最終的に グルコース(C₆H₁₂O₆) などの単糖に分解され、エネルギーとして利用されます。

分解の流れ(例:デンプン)
デンプン(C₆H₁₀O₅)ₙ + nH₂O → マルトース(C₁₂H₂₂O₁₁)
マルトース(C₁₂H₂₂O₁₁) + H₂O → グルコース(C₆H₁₂O₆) × 2
グルコース(C₆H₁₂O₆) + 6O₂ → 6CO₂ + 6H₂O + エネルギー(ATP)

最終的に、二酸化炭素と水に分解され、ATP(エネルギー)を生み出します。

Cm(H₂O)n の m や n はどんな意味がありますか?

Cm(H₂O)n の m と n は、炭水化物の分子内の 炭素(C)、水素(H)、酸素(O) の比率を示します。

m:炭素(C)の数
n:水分子(H₂O)の数(ただし、実際には「H₂O」として存在するわけではなく、酸素と水素の比率を表す)
例えば、グルコース(C₆H₁₂O₆) では m = 6, n = 6 となり、炭素6つに対し水(H₂O)も6つ分の割合で含まれています。

m や n はなんと呼ばれますか?エムとエヌですか?

数学的には m(エム)、n(エヌ) と読みます。炭水化物の化学式でも同じく 「エム」「エヌ」 と呼ばれます。

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